睡眠の質を高めたければ太陽光を浴びた方がよい
睡眠の量を自分なりに確保できるようになったら、
つぎは睡眠の質をどうやって向上させるか、に関心が移るかと思います。
そこで、オススメしたいのが太陽光です。
先日読んだ本に、心地の良い言葉が書いてありました。
「夜ぐっすり眠るための行動は、朝目覚めた瞬間に始まる。」
(※出展:SLEEP ショーン・スティーブンソン)
ここで言いたいことは、朝起きたらまずは朝日を浴びよう!ということです。
なぜ、太陽光を浴びるのが睡眠の質につながるのか?
それは、
セロトニンの分泌量が増えるからです。
セロトニンとは何か
熟睡に欠かせない神経伝達物質で、光を浴びる量に左右されます。
幸福感、満足感をもたらしてくれたり、気分や認識力にも影響します。
熟睡に欠かせないのはどういうことかというと、
セロトニン=睡眠ホルモンであるメラトニンの原料 だからです。
人間の皮膚には、セロトニンを生成し、それをメラトニンに変える力があるそうです。
セロトニン生成に太陽光が向いている理由は、
太陽光が一番光量が多いからです。
セロトニンは受ける光量が多いほど、増えます。
太陽光の光量(明るさ:ルクス)がどれほどかを説明します。
以下に様々な環境での明るさをまとめてみました。
晴れ:100000ルクス
くもり:10000ルクス
オフィス:500~1000ルクス
家の照明:300ルクス
満月の夜:0.2ルクス
上のデータから、太陽が出ている晴れの日は、
オフィスの明かりよりも100倍の明るさであると言えます。
つまり、太陽光は部屋の照明より100倍明るい。
一日中家にいると、
外に出ている人に比べてセロトニン生成のチャンスをとてつもなく逃していることになります。
また、くもりの日でさえも、オフィスの10倍明るいです。
セロトニン生成量が少ないと、睡眠の質が落ちます。
毎日寝不足で仕事や勉強、運動のパフォーマンスを犠牲にしていると感じている人は、
朝起きてから外に出てみてはいかがでしょうか?
まとめ
朝目覚めたら、太陽光を浴びる!
筆者コメント
どれだけ文明が発達しようとも、太陽は不変です。
自分の朝の習慣さえ変えれば良い。
これは非常にお得だなと思い、毎朝出勤するときは外を歩くようにしています。
個人的な感想ですが、
車や電車で通勤するのに比べて、
歩きながら頭が目覚めてくる感覚がありました。
職場に着く頃には頭がスッキリして冴えます。
また、仕事が終わって家に帰ると、
夜21時ごろには眠たくなってきます。
これも朝の日光のおかげですね。
朝セロトニンが増えると、夜減って、代わりにメラトニンが生成されます。
細かい説明は今後の記事でも紹介していければなと思っていますので、
本ブログを通じて少しずつ睡眠知識を身につけていきましょう!
おわり
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